時々、友人や学生から、「何でランドスケープアーキテクトとなったのか?」と聞かれることがある。いつも答えに少し困るのだが、私自身の中では、天職的なものであり、もし神様や仏様がいるとしたら運命としか言いようがない。結局は、「僕からランドスケープを取ったら、他に何も残らないから。」と簡潔に返答してしまう。
また、同職の友人からは、「順調にランドスケープの仕事に就いたね。」と言われると「まあね。」と答える。しかし実際、私がこの専門職に就くまでに紆余曲折してきた過程の中で、トントン拍子に来れたのは、良きMentor(師、指導者)との出会いがあったことは、事実である。これは私にとって本当に幸運なことであった。
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- ランドスケープデザイン日誌は、米国在住のランドスケープアーキテクト田口真弘がデザインを中心に、環境計画・設計からサステイナビリティまでの日々の様々な事について綴るブログです。
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Masahiro Taguchi |田口 真弘1980年横浜生まれ。
ランドスケープアーキテクト(RLA,米国フロリダ州)
明治大学農学科・緑地学専攻卒業。ルイジアナ州立大学大学院 ランドスケープアーキテクチュア修士。
学生時代から米国・中国における勤務といったグローバルな経験と屋上緑化を専門とした緑地工学の知識を生かし、長期的に人と環境が共生できる空間を創ることを望む。2005年よりEDSAにて、リゾート・ホテルを中心としたホスピタリティーから公共空間までの幅広い分野のランドスケープ計画・設計を手がける。主な作品にRoyal Island, Bahamas. Al Ain Wildlife Park and Resort, UAE. ギャラリーLei 'OHANA, 横浜.
ランドスケープの事やこのサイトに関して、ご質問がある方は、お気軽にどうぞ。 2024年12月 月 火 水 木 金 土 日 « 1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - 新着記事一覧
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- お勧めのランドスケープ関係の書籍最近の若手デザイナー・学生は、手で描くことが苦手になる傾向がある。新しいコンピュータ技術も取り入れながら、どうやって良いドローイングを作れるか教えてくれる本です。簡潔なグラフィックと説明で、ランドスケープ・造園に関するディテールの基礎を学ぶことが出来ます。学生にもお勧めです。
世界のランドスケープ・庭園の歴史を学ぶにはこの本。美しい写真だけでなく、内容も充実している。
水のサステイナビリティーについて考えさせられる本。住宅・街t並みを創る上で、レインガーデンの技術をもっと応用すべきだと思う。
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- 海外のランドスケープ関係の本植物を知ることは、ランドスケープ・アーキテクトの基礎。植物の一般名(和名、英名)は地域によって異なったり、いくつかの名前で呼ばれることがあります。その為、全世界で共通し、一つしかない学名(Scientific Name)【属名(Genus Name)+種小名(Species Name)】で植物を指定する必要があります。この本を辞書代わりに使えば、その学名(ラテン語)の意味が分かり、植物の学名を覚えるのが面白くなると思います。ペーブメントのデザインをしていると、レンガやインターロック等のユニット・ペーバーを使うことが多々ある。その際に、この本にある伝統的・西欧的ディテール・パターンを参考にすると綺麗な仕上がりをつくることが出来る。2005年のMOMAのランドスケープ展で出版された本。新しい現代の事例が写真、ドローイングと共によくまとまっている。
- 英語関連