サステイナブル、それは共生と成長
エコロジー、それは環境にやさしい事
生物多様性、それは全ての生物、生態系の多様性との共存
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私達ランドスケープ・アーキテクトはこのようなモットーを基に仕事をしている人が多いことだと思います。しかし、実際は不動産開発に関わる仕事が多く、「本当に環境にやさしい空間を創っているのだろうか?」という課題にぶつかることが多くあります。なぜなら、私達の仕事には、依頼者がおり、その依頼者は彼らのビジネスの為の経済的利益、つまりお金におけるサステイナビリティーを目指しているからです。
では、これからのランドスケープ・デザインはどうするべきなのか?
この質問に返答するのは、なかなか難しいことであるし、時と場所により異なるかもしれません。私の現在の答えとしては、経済的にもサステイナブルにし、かつ環境にも優しくすると両者が共にある設計・計画をしていく必要があると思います。そして、それが可能な時期になってきたと最近は感じています。温暖化・エネルギー問題に対しての一般の人々・企業の考え方が変化しつつあるからです。
更に、土地に対して、この環境、経済の両者をプラスの方向性を示すと共に、芸術的な面もランドスケープに織り込んでいき、アートとサステイナブルが両立し、バランスよくなれば、それは長期に渡って皆さんから喜ばれるランドスケープになるのでしょう。
さて、なぜサステイナブルなランドスケープに » Read more: エコ・省エネ・サステイナブルなランドスケープの評価・研究、そして創造