Archive for 2012年1月

英語、グローバル化のことを考える

1月 21st, 2012

先週、知り合いから英語の翻訳を見て欲しいと言い、手伝う機会がありました。日本の会社から海外への工場の指示文章で、私の英語にとってもチャレンジ的な内容でエンジョイさせて頂きました。普段、英語に関係ない日本のエンジニアの方が、そういう文章を作らなければいけないという点で、とても困っているようでしたのでした。今までは、海外の工場へは日本の文章で指示を出せたのですが、それでは、翻訳の意図がバラバラで統率がとれないということであり、日本本社からも、海外へ英語で指示するように変えるという方向転換をしたようです。

翻訳を手伝う中で、日本のグローバル化が激しく進むの現在を、とても感じる機会になりました。日本にいても、海外と連絡を出来る人材、もしくは将来的に、そういうことの出来る人材が必要なようです。

World Map 世界はとても広い。

World Map 世界はとても広い。


しかし、留学をする若者は、この現状を受けても、減っているという現実があるようです。「もう、どこにいても逃げ回ることが出来ない時代なのかもしれません。むしろ、これをチャンスと捉え、立ち向かっていく」人が必要な時代なのだと思います。

海外へ行くと、日本企業への就職が厳しいと » Read more: 英語、グローバル化のことを考える

トヨタの「カローラ」

1月 15th, 2012

米国に住んでいると友人と車の話をすることが多いです。この国では、車が普段の交通手段だあるし、ほとんどの都市が車というものを中心にして計画されていると言っても過言はないでしょう。

日本の象徴に車というものがあるのが、世界の人たちからの目なのでしょう。そして、私が日本人であるからからこの話題になるのかもしれません。

年末、本を整理していたら、という本が出てきました。特に目立った本ではないのですが、この本を読んでいて、とても納得した点がありました。

一つは、カローラの車が8代目から9代目にかけて、とてもデザインが変化したことです。これは、ベルギーにあるデザインスタジオの » Read more: トヨタの「カローラ」

「日本のデザイン――美意識がつくる未来」を読む

1月 2nd, 2012

今年の年末は、10月の終わりに日本に滞在したこともあり、米国でお正月を過ごすことになりました。この時間がある時に、原研哉著の「日本のデザイン」という本を読みました。日本人の美意識、家、観光、素材などのトピックに分かれて、読みやすい本でした。いくつか個人的に、気に入った文章があったので、ここで記しておきます。

「住空間をきれいにするには、できるだけ空間から物をなくすことが肝要ではないだろうか。ものを所有することが豊かであると、僕らはいつの間にか考えるようになった。」p.99
このことは、著者はPeter Menzelの写真集を見てみる » Read more: 「日本のデザイン――美意識がつくる未来」を読む