とても嬉しいニュースをブログを読んでいる方から頂きました。このブログを書き始めてから、ランドスケープ(Landscape Architecture)留学の相談を多くの方から受けてきました。何と、その中の方から、米国のランドスケープの大学院に合格した!とお便りを頂きました。初合格者ですので、私にとっても、これからランドスケープ・アーキテクトを目指す方が増えるのは、とても喜ばしいことです。
最近、米国のランドスケープ大学院について、この5月に卒業する友人と話す機会がありました。彼は、こちらでの留学生活を通して、日本のランドスケープ教育と米国のランドスケープ教育に、とても差があると感じたと言っていました。私も、この点に関しては、自分の経験からして同意見になります。さて、「何が違うのでしょうか?」
- 日本は研究重視 vs 米国は設計・計画の実務重視
- 米国のランドスケープ学科は、多人数の教授陣を抱える。大学によって、異なるが、10~25人程度が一般のようです。
- ランドスケープとしての専門職の社会的認知度、立場が異なる。→この点に関しては、私もランドスケープアーキテクトの一人として、これから頑張っていかなければなりません。
1番に関しては、大学のカリキュラムに反映されているようです。大学によっては、4年、5年の高学年の学生に、実務のインターンシップを必須としているカリキュラムが多く存在します。つまり、生徒を学生期間中に一学期間、実務の経験を積ませるということです。私が卒業したLouisiana State Universityも、今年の届いたニュースレター冊子によると、今まで選択科目であったインターンシップを、必須にしたと書いてありました。
![LSU LA 2011 news letter LSU LA 2011 news letter](http://landscapearchitect.jp/journal/wp-content/uploads/2011/05/LSU-LA-2011-news-letter-300x225.jpg)
LSU Landscape Architecture 2011 news letterの冊子。毎年、卒業生に生徒がどのようなプロジェクトに取り組んでいるか。また、現在、活躍している卒業生のインタビュー記事などが載っています。
私自身も最初の冬休みは、 » Read more: ランドスケープ留学(大学院)、合格おめでとう!& 留学中は、インターンシップを!