Archive for the ‘植物・植栽’ category

植物好きの継続教育

10月 1st, 2011

今日は月初めの土曜日、Davidが主催するPlant Walkに行く日でした。Davidと私は、二年前に地元の公園のボランティアを通して、知り合いになりました。ボランティアは、彼が中心になり地域住民と共に、公園の一部に自生種の植物(Native plants)を中心に植栽するものでした。このボランティアをきっかけに、彼が月に一度行う、植物の紹介するPlant Walkに通うようになりました。

Plant Walkにて植物を紹介するDavid McLean

Plant Walkにて植物を紹介するDavid McLean


私自身も植物については、大変興味がありますし、彼がこだわっているEdible Plantsといったハーブや野菜を中心の話も、とても面白いです。食べることの出来る植物は、一般の人々にも親しまれていますし、オーガニック野菜などを中心にして健康を維持するのが注目を浴びています。このことに関して、ランドスケープアーキテクトとして植物の知識を広げておく必要があると思います。また、フロリダを中心とした亜熱帯における自生種の植物も、とても勉強になります。

3週間前にロンドンに旅行した際に、その際にKew Gardenに立ち寄りました。その温室には、イギリス王室を中心になって集めた » Read more: 植物好きの継続教育

樹木を考える - ポケットパークで使われた植栽

5月 10th, 2011

「木を植えた男」という絵本を読んだことがありますか?

私は小さい頃に両親が読んでくれたこの本がとても大好きでした。本の内容は、老人が、毎日ひたすら、荒れ果てた土地に木を植え、やがて、そこには平和で美しい森ができ、人と自然の営みが出来ていくという物語です。

私は、幼い頃のこの本の影響なのか、樹木や自然にとても関心があります。そして時折、この自分の好奇心に導かれ、樹木のことを図鑑やウェブサイトを使って調べてみることがあります。木の神秘性や、知らなかった特性に感心すると共に、「この樹木は、こんな場所で使えたら良いだろう、もしくは、この特徴を生かしたらどうなのか?」と考え事をします。

さて、今回は、先日に書いたニューヨークのポケットパークの代表作、Paley ParkとGreenacre Parkで使われた樹木について考え事をしてみることにします。 » Read more: 樹木を考える - ポケットパークで使われた植栽

植栽デザイン Planting Design

2月 23rd, 2010

フロリダの住んでいる町(Fort Lauderdale)で、Secret Garaden Tourというイベントを通して、億万長者の有名人や園芸愛好家の庭園を見る機会がありました。そこで感じたのは、いくらお金をかけていても味気のない庭であったり、もしくは、ちょっとした庭でも、これは良いなと思われるものに分かれました。その違いは、どこにあったかというと、植えてある樹木、灌木、グランドカバーといった植栽だと私は思いました。(残念ながら防犯の都合上、一切写真を撮ることが出来ませんでした。。。)
そこで、今回は植栽デザイン(Planting Design)について触れてみたいと思います。植物というのは、どうしてもランドスケープ・アーキテクトの仕事をしていると、この部分に関わらないと言う訳にはいきません。今回、この記事を書いているときに、米国のLandscapeArchitecture大学院時代にPlantingDesignという授業を受けた時の教科書や、仕事を始めてから購入した本を久しぶりにパラパラと読んでみました。正直言いますと「これだ!」っていう本が無いのが本音ですが、いくつか挙げてみることにします。 

さて、話を植栽デザインの方向に » Read more: 植栽デザイン Planting Design