以前にいくつか公園や広場などを紹介してきましたが、今回から暫くの間、私が現在住んでいる米国フロリダ州のランドスケープを案内しようと思います。フロリダ州はアメリカの中でも日本から最も遠くにあり、日本人が訪れる機会があまりないので、皆さんにとって中々想像し難い場所のようです。先日、私の両親が初めてコチラに遊びに来たのですが、私が何処の都市に住んでいるのか、あまり理解していなかったようです。。。
アメリカでのフロリダ州の位置づけは、ニューヨークやミシガン、更にカナダといった北の地域に住む多くの人々が冬の厳しい寒さをさけて来るバケーション地です。もしくは、退職した人々がセカンド・ライフを過ごす為に、暖かな気候のフロリダへ移住するという二通りが多いようです。日本では、メジャーリーグの春季キャンプ地としても有名ですね。
さて実際、私のランドスケープの仕事は、この暖かい気候のフロリダという地域柄、ホテル・リゾートのようなツーリズムやホスピタリティー分野に関係したものがとても多いです。そしてこのホテル関連の仕事と共に、旅行好きな面が功を奏して、ちょっとしたツアーコンダクターにでも慣れるのではないかと思うくらい私自身が多くの観光地を訪れています。
その現地人の私がお勧めする場所が、このカプティヴァ島とサニベル島という姉妹のような島です。私の住んでいるFort Lauderdaleの街から車で3時間くらい掛かるのですが、家族や知人の来客がある際は私の時間が許す限り、ここを案内したいと思っているとても素敵な場所です。
さて、この場所の何が素晴らしいかと言うと、アパラチア山脈から運ばれてくるquarts(石英)と大自然のメキシコ湾がもたらす白い砂(Sugar Sand)で出来たビーチです。海は20m近くも足が歩いていけるほど遠浅で、とても美しいです。ハワイと似たような感じですが、このビーチでは全くと言っても良いほど、日本人やアジア人はみかけないのも私のお気に入りの一つの理由です。
穏やかな淡いブルーグリーン色の海が、普段の生活を忘れさせてくれます。そして、この海とビーチをユニークにするのが世界でトップ3に入る「貝殻拾いが楽しめるビーチ」なのです。
二枚貝から巻貝まで、なんと約160種類の貝が採れるそうです。。。
この島に行ったときに滞在するのにお勧めのホテル・リゾートが、カプティヴァ島にあるSouth Seas Island Resortです。日本でリゾートと言うと、バブル時期に建てた、少し時代遅れのホテルを想像してしまいますが、ここのリゾートはホテルの滞在時の体験だけでなく、ランドスケープもとても素晴らしいと思いました。
このエントランス・ゲートハウスの先にある、全長約3kmに渡る島が、ホテル・リゾートのエリアになります。さて、この先は次回のブログに続きます。。。